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コレクション展 2F展示室

第Ⅲ期〈企画展〉変革の煽動者 佐々木耕成アーカイブ

最終更新日[2018年10月30日]
会期
2018年10月6日(土)~2018年12月16日(日)
会場
熊本県立美術館 美術館コレクション展示室
(本館2階展示室第3室)
休館日
毎週月曜日
ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
観覧料
一般270円(190円)、大学生160円(120円)
■( )内は20名以上の団体料金
■この料金で「武蔵、熊本にきたる!」「変革の先導者 佐々木耕成 アーカイブ」の両方をご覧になれます。
■高校生以下 無料/障がい者手帳をお持ちの方 無料
※展示室ごとの個別の料金もございます。受付にておたずね下さい。
ポスター

〈企画展〉佐々木耕成展【本館2階展示室第3室】

 2018年4月、群馬県で一人の画家が息をひきとりました。彼の名は佐々木耕成。1928年に泗水町(現・菊池市泗水)に生まれ、1960年代の東京で前衛美術グループ〈ジャックの会〉の中心人物として活動した人物です。熊本では1963年に「佐々木耕成個展」が開催されましたが、以後彼が郷里で活動することはありませんでした。1967年には突如渡米し、以後消息は不明とされていましたが、1990年代初頭には群馬に居を構え、制作活動を再開していたことが明らかになります。

佐々木耕成《作品#9》2007年
佐々木耕成《無題》2017
佐々木耕成《作品#9》
平成19年(2007)
個人蔵
佐々木耕成《無題》
平成29年(2017)
個人蔵

 

 1960年代の彼が目指したのは、「美術の変革」。前衛美術を社会に根付かせるために、〈ジャックの会〉は作品を「商品」として販売し、人々に芸術家のイメージを定着させるべく、街頭でのパフォーマンスを試みます。そして佐々木は、企画そのものを「アート」として位置づけ、周囲を煽動する役割を担っていったのです。

鶴屋個展会場佐々木耕成《ばらA》1963年

「郷土出身 佐々木耕成個展」記録写真

(於 鶴屋百貨店) 昭和38年(1963)

佐々木耕成提供

佐々木耕成《ばらA》

昭和38年(1963) 

個人蔵

ジャックの会《前橋ジャッキング》記録写真 1966年
パフォーマンス後の佐々木耕成
ジャックの会《前橋ジャッキング》
記録写真
昭和41年(1966)
佐々木耕成提供
デーティング協会
《新宿コマ劇場前デーティング》記録写真
昭和41年(1966)
佐々木耕成提供

 

 本展は、知られざる熊本出身画家・佐々木耕成をご紹介する55年ぶりの郷里個展です。ただし、1960年代の佐々木作品はほとんど現存しません。当時の作品は保存を前提としないインスタレーションやパフォーマンス、あるいは企画が中心であり、絵画作品の大半は画家本人によって廃棄されたからです。そのため本展では、画家や関係者から提供を受けた膨大な記録写真や〈ジャックの会〉に関係する資料、そして2000年代初頭から制作された近作・最新作を通して、佐々木耕成の軌跡をたどります。

アトリエでの佐々木耕成(2017年)

アトリエでの佐々木耕成

平成29年(2017)


「佐々木耕成 アーカイブ」展図録、販売中!

佐々木展図録

「変革の煽動者 佐々木耕成 アーカイブ」展では図録をご用意しております。出品作品や資料、記録写真の図版はもちろん、内容についての詳細な解説を掲載。さらには佐々木耕成や関係者へのインタビューをはじめ、佐々木及び〈ジャックの会〉に関する資料を多数再録しております。この機会に是非お求めください。

【仕様】 B5判 184ページ 

【価格】 1,700円(税込) 

 

【目次】

・序 章 遺されたもの

・第1章 原風景としての「大陸」

・第2章 「普遍」を信じて

・第3章 帰郷と決別

・第4章 ジャックの会

  コラム1:前衛美術とアニメーション

・第5章 「地方」をめぐる冒険

・第6章 拡大と孤立

  コラム2:岩島画廊と「ジャック美術館」

・第7章 「美術」を遠く離れて

・終 章 「個性」への回帰

・資料編

 佐々木耕成インタビュー

 小林七郎インタビュー

 吉田千鶴子インタビュー

 再録資料:佐々木耕成「ある敗者の記録」

 再録資料:佐々木耕成「三倍体の現具展示会」パンフレット

 再録資料:「ジャックの会例会記録 9月10日」

 再録資料:佐々木耕成「作品を「売る」運動 ジャックの会」

 再録資料:『ジャックの会略歴』

 再録資料:佐々木耕成「岐阜アンデパンダン・フェスティバルとその動向」

 再録資料:『THIS IS JACK』

 採録資料:「全日本現代芸術家協議会趣意書」

 佐々木耕成 年譜

 文献目録

 出品目録

 

【通信販売について】

 展覧会図録の通信販売を承っております。ご希望の方は申込用紙をダウンロードの上、必要事項を明記していただき、図録代金と郵送料(一冊350円)を合計した額を現金書留にて当館「カタログ通信販売係」までご郵送ください。

<郵送先>

〒860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸2

 熊本県立美術館 カタログ通信販売係

 

〈常設展示〉熊本の仏教美術と歴史【本館2階展示室第2室】

当館収蔵品を中心に、奈良時代の金銅誕生仏や、阿蘇・西巌殿寺などの平安時代の仏像、熊本市・大慈禅寺や玉名市・広福寺などの鎌倉時代の禅宗美術など、熊本の仏教美術の流れを一堂に展示します。

関連イベント

■ミュージアムセミナー

「前衛美術とアニメーション」

 +《宇宙パトロール ホッパ》第1話上映会

【日時】10月20日(土)14:00~15:00

【場所】本館文化交流室

【講師】林田龍太(当館学芸員)

【参加費】無料

【事前申込】不要


「熊本中世の仏像」

【日時】11月24日(土)14:00~15:00

【場所】本館文化交流室

【講師】萬納恵介(当館学芸員)

【参加費】無料

【事前申込】不要


■子ども美術館

「気になる素材で作ってみよう!」

【日時】10月21日(日)10:30~12:00

【場所】本館文化交流室

【参加費】無料(保護者は要観覧料)

【事前申込】不要(当日受付40名)

参加者で積み木をつかった巨大オブジェをつくります。その中に一緒にいれたい素材(紙コップ等※貴重品はご遠慮ください)がありましたら、ご持参ください。制作後1週間の展示を予定しております。

 

「展示室スタンプラリー」

【日時】12月9日(日)10:30~12:00

【場所】本館文化交流室

【参加費】無料(保護者は要観覧料)

【事前申込】不要(当日受付40名)


■おしゃべり鑑賞タイム

「子ども美術館」(佐々木耕成展関連イベント「秋だ一番!子どもアンデパンダン」)開催日の正午から午後2時までの2時間を「話しながら鑑賞してもよい」時間帯とするものです。ご家族やお友達とお話ししながら鑑賞を楽しめます。

【日時】10月21日(日)12:00~14:00

 

■学芸員によるギャラリートーク

会期中の毎月第2・第4日曜日の14時から、当館学芸員が展示作品について30分程度解説いたします。開始時間前に2階会場入口までお越し下さい。なお、ギャラリートークのご参加には観覧料が必要です。

※なお、ギャラリートークは、細川コレクション特集「武蔵、熊本にきたる!」及び常設展「熊本の仏教美術と歴史」の担当者とローテーションして実施します。実施日により対象となる展示や内容が異なりますので、ご注意ください。


【実施日・テーマ】
10月14日(日)
・武蔵と熊本(山田貴司)
・佐々木耕成とジャックの会(林田龍太)
10月28日(日)
・熊本の仏教美術と歴史(萬納恵介)
・佐々木耕成とジャックの会(林田龍太)
11月11日(日)
・熊本の仏教美術と歴史(萬納恵介)
・佐々木耕成とジャックの会(林田龍太)
11月25日(日)
・熊本の仏教美術と歴史(萬納恵介)
・武蔵と熊本(山田貴司)
12月9日(日)
・熊本の仏教美術と歴史(萬納恵介)
・佐々木耕成とジャックの会(林田龍太)

このページに関する
お問い合わせは
熊本県立美術館
電話:096-352-2111
ファックス:096-326-1512
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