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二の丸だより

平成27年6月28日(日)まで、同田貫正国の刀を展示中!!!

2015年4月17日(金)

同田貫正国の刀について、担当学芸員にインタビューしてみました。

展示状況

熊本県立美術館の所蔵品の中から、毎回えりすぐりの作品を展示する「美術館コレクション」。6月28日(日)までは、熊本ゆかりの刀鍛冶として有名な、あの同田貫正国の刀を展示しています!この刀について、担当学芸員に話を聞いてみました。 

 

 

 

 

二の丸:「この刀をつくったのは、どういう人なんですか?」

学芸員:「戦国時代から桃山時代にかけて活躍した肥後菊池・玉名地域の刀工集団に同田貫派という一派がいますが、この刀はその代表格である「正国」により制作されたものです。柄のところをよく見ると、「九州肥後同田貫藤原正国」と銘が刻まれているでしょう。正国の名乗りは、清正の「正」を与えられてのことといわれています。

 

なかご

 

二の丸:「そうなんですね!どんなところに特徴があるんでしょう?」
学芸員:「身のはばと重ねが厚く、実戦的で豪快な作風が特徴です。」

 

とうしん

 

二の丸:「どういう由緒のある刀なんですか?」
学芸員:「第二次世界大戦の後に、連合軍に没収された刀剣群に含まれていたものです。いわゆる「赤羽刀」と呼ばれるもので、平成11年に当館に譲与されました。」

 

二の丸:「最後に、ひとことお願いします。」
学芸員:「最近はやっているオンラインゲームにキャラクターが登場している影響でしょう(笑)、最近は正国に関する問い合わせがずいぶん増えています。ただ、正国の刀は県内にもさほど伝来しておらず、このひと振りはたいへん貴重な作例です。興味を持つ若い人も増えているようですから、是非ともこの機会に美術館へ来ていただき、本物の正国に会っていただきたいですね。」