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コレクション展 2F展示室

第Ⅳ期 コレクションを“旅”する

最終更新日[2020年12月24日]
会期
2021年1月9日(土)~2021年3月28日(日)
会場
本館2階 第2展示室
休館日
毎週月曜日(月曜祝日の場合は開館し、翌平日休館)
観覧料
【別棟展示室との共通料金】
一般430円(310円)、大学生260円(200円)
【本館2階展示室のみ】
一般280円(200円)、大学生170円(130円)
■( )内は20名以上の団体料金
■高校生以下 無料/障がい者手帳をお持ちの方 無料
チラシ

【第1室】“旅へのあこがれ”~200年前の絵画にみる旅~

熊本藩御用絵師であった矢野良勝(1760~1821)の絵画を“旅”をテーマにして辿ります。良勝は、藩主・細川斉茲に命じられ、衛藤良行とともに肥後各地の風景を15巻に渡って描いた《領内名勝図巻》を制作しました。また、良勝は熊本から東北地方まで出向いて、《全国名勝図巻》を描いています。細川家の参勤交代にもしばしば同行したとみられ、富士山を描いた絵画を「お土産」として多数描きました。さらに、良勝は室町時代の画家・雪舟を学んだ山水画も多く描きましたが、その根底にあるのは、中国の奥地の情景を想像した、いわば「心の旅」です。本展示では、200年前の人々の“旅”へのあこがれを、絵画から見ていきます。


北里

矢野良勝筆《領内名勝図巻「阿蘇郡北里手永之内」》江戸時代後期(18世紀)
永青文庫所蔵 熊本県立美術館寄託

左右
矢野良勝筆《琴棋書画図屏風》江戸時代後期(19世紀) 熊本県立美術館所蔵

【第2室】

細川家のひな飾りを中心に、近代日本の人形と漆工芸作品を展示します。細川護立の長女・敏子のために製作されたひな人形、近代日本を代表する人形作家・平田郷陽の衣裳人形、高野松山・増村益城らの漆芸作品など、日本の伝統工芸のわざと美の世界をご覧ください。

雛飾り
平田郷陽
《内裏雛》大正3年頃 熊本県立美術館所蔵
平田郷陽作《瑞鳥》昭和36年
熊本県立美術館所蔵

【第3室】

大塚耕二(1914~1945)は2020年で没後75年をむかえた、熊本県菊池市出身の洋画家です。上京して帝国美術学校に学び、シュルレアリスムなどの新たな美術動向にふれて、旺盛な制作活動を行いました。しかし、1941年に召集を受け、再び東京で制作活動を行うことを夢見ながら、フィリピンで一兵士として戦死することとなりました。本室では、当館が所蔵する大塚の作品と関連資料を“旅”の導き手とし、作品の魅力とその時代をひもときます。併せて、常設展示として、当館の西洋美術の名品も展示します。
出発
トリリート
大塚耕二《出発》
昭和11年(1936) 熊本県立美術館所蔵
大塚耕二《トリリート》
昭和12年(1937) 熊本県立美術館所蔵

浜田知明室 第3期「黄土地帯」




初年兵哀歌(廟)

浜田知明《初年兵哀歌(廟)》
昭和29(1954)年
熊本県立美術館蔵

 第3期の浜田知明室では、「黄土地帯」をテーマとし、生涯浜田の脳裏から離れることがなかった華北の風景が描かれた作品をご紹介します。 

 日中戦争中に軍に入隊した浜田は、1940年に山西省南西部に派遣されます。「黄土地帯」「黄土高原」とも呼ばれるその地で浜田が見たのは、荒涼とした大地や、そびえ立つ崖や城壁。詩情を誘うその土地は浜田の気に入るところとなりますが、そこは戦争の理不尽と暴虐が繰り広げられた場でもありました。

 戦後、その光景を銅版画として作品化するとき、華北地域の乾燥した風土は、画面に鋭く冷たい空気を与えようとした浜田の表現意図に適した「舞台」であったと言えるでしょう。


※今回の展示では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、出品点数を5点とし、通常よりも作品同士の間隔をあけております。
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